この植物は、私が初めて購入したチランジアです。
当時は栽培方法に関してあまり知識がない上で購入したので、1年もしないうちに枯れてしまった記憶があります。
しかしその際、他にどのような種類のチランジアがあるのか気になったのでネットで色々調べたりしました。
それでチランジアへの興味が湧いた訳ですので、私にチランジアを育てるきっかけを与えてくれた植物であると言えるでしょう。
この植物は、タマネギ状の基部からタコの足のような葉がいくつも伸び、とても植物とは思えない風貌をしています。
その見かけのみならず、安価で入手しやすい上に比較的育てやすいこともあり、普及種の中ではトップクラスの人気を誇るチランジアであると思います。
チランジアを育てている方のうち、この植物を持っていない方は非常に稀だと思いますが、もしお持ちでなければこの植物を是非コレクションに加えてみて下さい。
写真左の植物は100均の出身で、約1年前から栽培しています。
基部の大きさは劇的には大きくなっていませんが、葉が3~4枚増えました。
開花まではあと2~3年はかかりそうな気がします。
写真右は、Tillandsia bulbosa f. alba です。
本品種は、日本ブロメリア協会の会長である滝沢弘之氏(とその友人)によってコスタリカで採集され、じ後、ご本人が新品種として記載しました。
写真の植物は、記載者本人による繁殖株を入手したものです。
2007年8月に入手したので、なんだかんだ言って6年以上も栽培していることになります。
その間に殖えたりもしたのですが、知人に分譲したりして今手元に2株のみ残しています。
両者の違いとしては、通常の T.bulbosa は紫色の花が咲くところ、この品種は白色の花を咲かせるという点です。
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