まず、1番手はTillandsia roseifloraです。
2014年に国内業者より購入しました。
その時から既に開花サイズに至っていたのですが、今回ようやくの開花に至りました。
開花の過程を無事に見届けたのですが、本業が立て込んでいたこともあり、ピーク時における写真撮影の機会を失念してしまいました。
(3月11日撮影)
開花当初はピンクの花序だったのですが、開花が進行するにつれて、色が抜けて真っ白になっていまいます。
しかし、花弁は最後までピンク色を保ってくれました。
あとは、2つ以上子株を出してくれることを願うのみです。
2番手は、最近めっきり入手困難になってしまったTillandsia heubergeriです。
この株は、Tillandsia fuchsiiの名前の由来にもなっている研究者である、F.Fuchs氏による採集株の子孫です。
(3月11日撮影)
この株の特徴として、花序が長く伸びかつ下垂することです。
(4月15日撮影)
本種の特徴であるざらざらしたトリコームで覆われた花苞については、今回の写真からもはっきり分かりますね。
ブラジル赤花が何種類も咲いたので、他種の花粉で受粉させようとも考えましたが、実生には興味がないし子株の生育が遅くなるのも嫌なので止めました。
3番手は、Tillandsia kautskyi x sprengelianaです。
(3月11日撮影)
見た目はTillandsia kautskyiです。
Tillandsia sprengelianaの開花はTillandsia kautskyiより1週間以上遅れたのですが、本交配種の開花時期はTillandsia kautskyiと被っていたので、その点も似ている気がします。
(4月15日撮影)
4番手は、Tillandsia kautskyiです。
まずは、2007年に導入以来なかなかなかなか開花しなかった、T's Best Cloneと称される株です。
(3月11日撮影)
実際の開花ですが、Webで見た別のベストクローンの開花とよく似ている姿でした。
(4月15日撮影)
次は、HR6104です。
この番号で、普通の姿で開花するのは初めて見ました。
何度も紹介しているロゼットが開くタイプは、何株も開花したものの特に写真を撮っていないため、紹介は割愛いたします。
(3月11日撮影)
(4月15日撮影)
本種の最後は、国外愛好家から入手した株です。
手のサイズから見て分かる通り、かなり小さめのサイズで開花しました。
このサイズでの開花が普通なのか、それとも今回たまたまだったのかは、今後の検証により判断する必要があると思います。
(4月15日撮影)
5番手は、Tillandsia sprengelianaです。
まず、Alfred Blass氏由来の株です。
(3月11日撮影)
前年開花している株であったため、あまり株が充実しないままでの開花になってしまいました。
(4月21日撮影)
次は、Cabo Frioでの採集記録のある株です。
(3月11日撮影)
2株クランプのうち、1株のみ開花しました。
これが吉と出るか凶と出るかは、今のところ分かりません。
(特に大きな影響は出ないと思いますが・・・)
(4月21日撮影)
6番手は、Tillandsia geminiflora x sprengelianaです。
Cabo Frioでの採集記録もある通り、自然交配種です。
(3月11日撮影)
開花して気づいたのですが、花弁が6枚あります。
通常は花弁は3枚ですので、2つの花が同じ場所から開花した結果、花弁が6枚あるように見えているものだと予想します。
(4月28日撮影)
7番手は、Tillandsia geminifloraです。
この株も、Cabo Frioでの採集記録がある株となります。
(5月3日撮影)
その1週間後、満開となりました。
(5月8日撮影)
最後の8番手は、Tillandsia sucreiとなります。
(隣の株は、同じブラジル産であるTillandsia stricta var.albifolia)
(5月3日撮影)
ブラジル赤花の中では、花序、花弁ともに薄めのピンク色で非常に上品な花です。(写真は仮)
(●月●日撮影)
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