5/06/2015

Tillandsia kautskyi

ブラジル赤花の定番、Tillandsia kautskyi です。
我が家には、滝沢氏による実生ベストクローン、藤川氏のところから来たR.kautsky 氏由来の株、L.Hromadnik 氏による採集株及びその他の株があります。

滝沢氏による実生ベストクローンは、2007年に我が家にやってきた株です。それ以来8年も栽培していますが、未だに開花したことがありません。
でも、調子悪い訳ではなく、毎年旺盛に発根していますし葉数も確実に増えています。

R.kautsky 氏由来の株は、開花済間もない状態で入手し、今2株の子株が大きくなってきたところです。
来年までには開花サイズまで成長することでしょう。

L.Hromadnik 氏による採集株は、数株保有しています。
いずれの株も、株の中心部分がすぼまず、ややロゼット状になるのが特徴です。
2012年に導入した株は、2回の開花を経て、今は7株のクランプに成長しています。
(2014年3月に開花前の状態で紹介した株)
今回の株は、2013年に導入して以来、未開花であった株が開花したものとなります。
















このタイプの株の特徴なのか、栽培環境の問題なのかはわかりませんが、開花前にはピンクの花苞であるものの、いざピンクの花弁を出すと花苞が真っ白になってしまいます。
花弁に色素を奪われるのかどうかは、原因不明です。

あと他にも、開花準備中の株が多数あります。ひとまず確認できているのは、
Tillandsia tenebra
Tillandsia streptocarpa
Tillandsia xiphioides
Tillandsia violaceiflora
Tillandsia muhriae
の5種です。

Tillandsia violaceiflora は2012年に記載された新種で、T.argentina 辺りの近縁種です。
Tillandsia muhriae については、Köhres Kakteen からやってきた紫花でも、T.alberi (現在では、T.muhriae のシノニムとされている。)でもない、白花のTillandsia muhriae です。
これらの2種については、特に、開花を心待ちにしています。

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